
基本 | |||
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●攻撃部位 | ●立ち方 | ●攻撃技 | ●受け方 |
形 | |||
●形とは | ●太極上段 | ●撃砕第一 (形の分解) |
1. |
相手方の上段正拳突きに対して1歩後退しながら 左三戦立ちの上段受け。 右手は基本どおりに引き手を取って次の攻撃に備える。 |
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2. |
下がる相手に対して後ろ足から三戦立ちで移動前進しながら、 相手の中段へ正拳突き突きと前進とは同時のように見えるが 右足前進の方が早く、前進の加速を正拳突きに加える。 相手方は左三戦立ちから下がりながら右三戦立ちで中段正拳突きを 横受けで受け流す。 |
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3. |
相手方は三戦立ちの左後ろ足より演武者の中段へ正面前蹴り (タイミングとしては、3の間合いが狭いため、 演武者が正拳突きの後に後退するのを追いかけるようにして蹴り込む)。 演武者は突きの後、左足を軸にして右足を引き付け、 180度直線後方に下がりながら相手に対して90度の四股立ちをつくり、 相手の前蹴りを下段払い落としで受ける。 この時顔は相手側に向け、蹴りを上から落とさず、 横へ受け流すようにする。 |
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撃砕の主軸となっている連続攻撃技で、蹴りから始まる5本の攻防で構成されているものを解説する。
撃砕第一の9〜13挙動目までである。
1. |
演武者は後ろ足から相手の水月部へ中段前蹴り。 相手方は後方へ下がりながら、蹴りを横へ払い受ける。 |
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2. |
演武者は、蹴りに加えた体重をそのまま前方に移動し、 相手のふところへ飛び込んで前屈立ちとなり、 右肘による肘当てを水月もしくはあごに加える。 相手方は、右掌底で肘当ての内側から肘を押える。 |
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3. |
演武者は2の肘を基点として同じ立ち方のまま人中に裏打ちを加える。 相手方は、手刀受けで演武者の右肘を側面に押えて、 裏打ちの目標をそらせる。 この時、手刀受けは腰の反動を利用して少しひねりを加え、 上半身を横にそらせる形になってもよい。 |
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4. |
相手方は右にひねっている腰を正面に戻しながら、 右手で中段へ正拳突き。 演武者は3で押えられた右肘を折り、 相手方の中段突きを横から払い落として受け流す。 |
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5. |
演武者は4の左引き手で相手のわき腹に正拳突き。 相手方は4の左引き手を大きく振りかぶり、払い落としで横へ受け流す。 |
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