流祖・創始者
宮城長順(1888〜1953)
沖縄県那覇市東町に生まれ、東恩納寛量に那覇手を学ぶ。修行のため16歳で中国福建省へ渡り、研鑽を積んだ。宮城は修行と研究の末に独自の呼吸法を作り上げ、また予備運動、基本動作、補助運動、基本型(「撃砕」など)といった体系づけた練習法を確立したことでも知られている。これがやがて「剛柔流」空手道として沖縄県、本土へと普及していった。
ちなみに剛柔流という名称は、中国の書物『武備誌』の中の「法呑吐剛柔」という言葉にちなんで、1930年につけられた。その5年後の1935年には、大日本武徳会から宮城に「教士」の称号が授与されている。
剛柔流の特徴
円を描くような滑らかな動作が多い。この動作は接近戦になったとき、相手の技を受け流したり引き込んで利用し、その力を使って反撃する意味をもっている。独特の呼吸法や、「ムチミ」という粘りのある動作も剛柔流の特徴のひとつである。
型では、攻撃と防御が一体となっており、「剛」の動きと「柔」の動きの組み合わせに、融通無碍(自由自在であること)の技術が集約されている。
剛柔流の全日本空手道連盟指定形
第一指定形
サイファ、セーパイ
第二指定形
セイサン(十三手)、クルルンファ(久留頓破)
剛柔流の得意形リスト
サンチン、サイファ、セイユンチン、シソーチン、サンセール
セイサン、セイパイ、クルルンファ、スーパーリンペイ、テンショー