形の分解(2)

撃砕の主軸となっている連続攻撃技で、蹴りから始まる5本の攻防で構成されているものを解説する。撃砕第一の9〜13挙動目までである。



1.        演武者は後ろ足から相手の水月部へ中段前蹴り。相手方は後方へ下がりながら、 蹴りを横へ払い受ける。

              

2.        演武者は、 蹴りに加えた体重をそのまま前方に移動し、相手のふところへ飛び込んで前屈立ちとなり、 右肘による肘当てを水月もしくはあごに加える。相手方は、右掌底で肘当ての内側から肘を押える。

              

3.        演武者は2の肘を基点として同じ立ち方のまま人中に裏打ちを加える。 相手方は、手刀受けで演武者の右肘を側面に押えて、裏打ちの目標をそらせる。 この時、手刀受けは腰の反動を利用して少しひねりを加え、上半身を横にそらせる形になってもよい。

              

4.        相手方は右にひねっている 腰を正面に戻しながら、右手で中段へ正拳突き。演武者は3で押えられた右肘を折り、 相手方の中段突きを横から払い落として受け流す。

              

5.        演武者は4の左引き手で相手のわき腹に正拳突き。相手方は4の左引き手を大きく振りかぶり、払い落としで横へ受け流す。